赤と黒と薔薇
この記事を書こうと思っていたが、少し時間が空いてしまった。
先日のMステで5人のSexy Zone(曲)を観ることができた。とても嬉しかった。離れてしまうことなく、これまでずっと観てきてよかったと思った。
今回は全体的な感想を書こうと思う。
わたしは、はたから見ればおそらくポジティブに考えている方だと思う。「可愛い子には旅をさせよ」まさにこの言葉のとおり、Sexy Zoneがこれからもっともっと輝くために今は必要な期間なのではないかと理解している。健人くんが言っていたが、今は袋に入ったギザギザの石ころ同士だけど時間をかけていろんなことにぶつかり互いに磨い合うことでピカピカの石になるよと。
だけどそう頭で理解していても、実情や待遇を観ると、やはり苦しくて前述のようにポジティブに理解しきれない自分もいる。だからといって個人担として健人担になりきれるわけでもなくて、中島健人くんもSexy Zoneの中島健人くんもSexy Zoneもぜんぶ大好きなのだ。
そんなモヤモヤが全部吹っ飛んだのが、先日のMステである。
勝利くんの「セクシーゾーンは、久しぶりに5人で、セクシーゾーンを歌います!盛り上がってください!」という言葉と、その後ろで嬉しそうにニコニコしているそうマリと、シャイそうな風磨くん、胸に手を当てている健人くん。この5人が揃った姿をまさかこんな素晴らしい形で観れるとは思ってもいなかった。
そして、5人が歌うSexy Zoneを久しぶりにTVで聴いた。キーが下がった分だけ重厚感が増し、また違った良さがあってカッコよかった。ひとつひとつのダンスにしなやかさがあって、表現力が増していた。明らかに5人の個々の力がメキメキと伸び、そのそれぞれの身につけた力が組み合わさってとてもカッコよかった。贔屓目でなくても、Sexy Zoneはとてもカッコよかったのではないか。
ポジティブに理解していても実情を観ると胸が苦しく、その両方の気持ちの間でモヤモヤとしていた。しかしそんなモヤモヤは吹っ飛び、やはり、この終わりの見えない今はちゃんと意味があったんだと、また改めて理解することができた。
わたしがポジティブに考えているのは、そう思いたいからなんだと思う。はじめのうちは絶望してヲタ卒を画策したけど、好きなものを無理やり嫌いになんてなれなかったからヲタ卒なんてできなかったし、好きな人たちだからこそ、この流れが良い方向へ向かう前兆なんだと思いたかった。だから、前述のように今でもモヤモヤすることも苦しいときも理解しきれないときもある。だけど、先日のMステのような素晴らしいステージがまた支えとなって、これからもポジティブに応援していきたいと思う。